NXTで大活躍したアリスター・ブラックは、2019年にメインロースターに昇格しました。RAWのエグゼクティブ・ディレクターを務めていたポール・ヘイマンの支持を受けることに成功し、2019年内は活躍の機会を与えられていたものの、ヘイマンが役職から離れてからはスポットライトを浴びる機会が減ってしまいました。
扱いに対して不満を抱き、一時はNXTへの復帰を直訴するほどにまでなっていたものの、ブラックはつい最近まで新しいキャラクターでの再起をかけていたのです。その最中、彼はリストラされてしまいました。
ルネ・パケット(ルネ・ヤング)のPodcast番組に出演したブラックは、WWEが抱える「メインロースターのクリエイティブにおける重大な問題」を語りました。
問題は、今プッシュされていない選手たちが重要視されていないことだよ。[…]焦点を当てられていない選手が多い、というのはみんなが思っていることだと思う。どうしてみんなを強化しようとしないんだ?
刻々と変化する状況の中でみんな忙しく働いているから、自分たちにできることは限られている。選手にも、プロデューサーにも、ライティングチームのスタッフにも、限界があるんだ。
ただ、社内でこの認識が共有されているのはポジティブなことだと思っていて、ロッカールームやライティングルームではみんな前を向いて頑張ってるよ。みんな同じ疑問を持ってる。たぶん、何かを変えるべきなんだ。
所属選手が多すぎるということも影響しているのでしょうが、一部にしかスポットライトが当てられず、当てられるためにできることも限られている……となると、選手たちは大変ですね。状況が改善されればいいのですが……。
(参考: Fightful)
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