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AEW初の「ニョーヨーク」進出が決定。クリス・ジェリコが考える「マクマホン家のお膝元で、WWEとの関係を持たない会場を利用する意義」

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現地時間9月22日、AEWはニューヨークにあるアーサー・アッシュ・スタジアムでDynamiteの収録を行うと発表しました。「Grand Slam」と銘打たれた特別放送は、AEWがはじめてニューヨークに進出する記念すべき放送となります。

ニューヨーク……。プロレス界にとって、この街はWWEの本拠地だとされてきました。マクマホン家にとってニューヨークは非常に重要な場所です。

WWEの最高責任者ビンス・マクマホンの祖父ロドリックは、1925年からマディソン・スクエア・ガーデンでプロレスの興行をはじめました。一時は拠点をワシントンに移したものの、1956年にビンス・マクマホン・シニアがMSGで唯一となるプロレスイベント興行権を獲得。ビンスが団体経営を受け継いでからも、WWEは節目でMSGでのイベントを開催しています。

プロレス界には、WWEのことを「ニューヨーク」と呼ぶ選手や関係者もいます。それほどのこの街とWWEの関係は深いのです。特に、MSGやバークレイズ・センターといった会場はWWEとの強いつながりがあります。

一方、AEWがニューヨーク進出の際に会場として選んだアーサー・アッシュ・スタジアムは、WWEどころかプロレスとは無縁の会場です。世界中のスポーツファンには、この会場はテニスの全米オープンの会場、世界最大のテニス専用競技場として知られています。

AEWの重鎮クリス・ジェリコは、ニューヨークという街に進出すること、WWEと縁のない会場で番組を収録することの意義について次のように語っています。

ニューヨークのファンは20年以上同じ料理を食べさせられ続けてきた。そんな人たちが、WWEとは異なるスタイルのプロレスを見て興奮しているということに、俺たちは関心を持ったんだ。AEWが成功した理由の1つが「WWEとは違うこと」なのは明白だよね。俺たちスタイルはWWEのやり方とは違う。

WWEは非常に大きな成功を収めている団体だけど、特にニューヨークでの成功は目が覚めるほどのものだ。ニューヨークはWWEの牙城だと言っていいほどだよ。でも、少し違う味の料理を食べたいと思っているひともたくさんいて、それこそが、WWEがイベントを開催したことのない会場でデビューする理由の1つになっている。マディソン・スクエア・ガーデンやバークレイズ・センターで開催したっていいんだけどさ、あそこにはWWEの印象が強すぎるからね。別の会場を、アーサー・アッシュ・スタジアムをニューヨークの本拠地にしようぜ、ってことだよ。マクマホン家のお膝元のど真ん中に拠点を作ってやろう、ってね。

MSGに別団体がやってきた!というのは大きな話題になります。その話題性を捨て、別の会場に自分たちの色を塗る。アメリカを拠点とする団体にしかできないですね……。海外進出を狙う新日本プロレスにとってはちょっと難易度の高い試みかもしれません。

(New York Daily News)

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