2019年6月から2020年6月まで、RAWを率いていたのはポール・ヘイマンでした。約1年にわたってエグゼクティブ・ディレクターを務めた彼の指揮下にあったRAWでは、リコシェやアリスター・ブラックなど、若者受けの良い選手たちが比較的良い扱いを受ける傾向にありました。
現在はAEWに移籍し、「マラカイ・ブラック」のリングネームで活動しているブラックは、Podcast番組「Talk is Jericho」に出演した際、こんな興味深い話を語りました。
俺たちははじめて会った日から意気投合したんだ。大好きな男だよ。いつも俺に良くしてくれたしね。
率直に物事を話してくれる人だったね。彼みたいな人には感謝してるよ。問題を避けて通るようなことをせず、プロレスというビジネスについて教えてくれるから。彼はビッグ・アイデアを考えていて、それは俺についてだけじゃなくてさ、若い選手たちについてのアイデアだったんだよ。バディ・マーフィーとかね。
こんなことを教えてくれたこともある。実際のところ、彼が番組をコントロールできたのは1回だけで、しかも初陣の時だけだったって。その後はすべてにおいて「戦い」だったんだとさ。「戦い」ってのは変かな、「議論」のほうが正しいか。
ヘイマンのエグゼクティブ・ディレクター就任が発表されたのは2019年6月27日なので、初陣はおそらく7月1日放送回だと思われます。この放送では、リコシェがAJスタイルズからWWE US王座を勝ち取りました。
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