現在、AEWは4つの番組を抱えています。テレビ番組はDynamite(2時間)とRampage(1時間)の2つ、Youtubeでの配信番組はDarkとDark: Elevatedの2つ。DarkはDynamiteの放送に乗らないダークマッチをファンに見せるために始まった番組ですが、これからは質が異なるプロダクトになるかもしれません。
先日、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは「今後、AEW Darkは、フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオで一般公開形式での収録が行われることが多くなる」とツイートしました。
AEW社長のトニー・カーンは、現地時間9月5日開催のPPV「ALL OUT」前のメディア・コールにおいて、メルツァーのツイートを認めました。開始時期などの詳細は不明ですが、AEW全体のスケジュールによっては、Dynamiteと併せて収録する可能性もあるそうです。また、Dark: ElevatedはDynamiteの放送前に収録されることになります。
トニーの意図としては、ディズニー/MGMスタジオで収録が行われていたWCW Worldwideのような雰囲気をDarkに持たせたいとのこと。Dynamiteに付随するツアー形式での収録ではなく、一箇所に留まって収録することのメリットとして、「プロデューサーであるトニー自身や他のコーチたちがDarkに出場する選手たちにより多くのエネルギーや時間を割くことができるようになる」と説明しています。
どのような効果が生まれるかはわかりませんが、Darkがスタジオ収録に移行することにより、4つの番組がそれぞれ別の特色を持つことになりました。
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