WWE王座チャンピオンのローマン・レインズとAEW世界王座チャンピオンのケニー・オメガ。ヒールレスラーかつ団体のトップという共通点を持つ2人は何かと比較されがちです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、「(将来的に)プロモーションのトップ・ベビーフェイスになるように仕込まれているヒールという意味で、本質的には同じキャラクターだ」と指摘。ケニーは東京スポーツの取材の中で「ローマン・レインズとやれれば、本当の王者がどういうものかを証明するいい機会にはなるんじゃないか」と発言していました。
比較といえばランキング。Pro Wrestling Illustratedが毎年発表しているプロレスラーのランキング「PWI 500」2021年版では、ケニーが全体1位、レインズが2位でした。AEWの重鎮クリス・ジェリコは、PWIの編集者とライターがゲスト出演したPodcast番組「Talk Is Jericho」の中で、ケニーがレインズを上回ったことについてコメントしました。
俺が思うのは、ローマンは良い試合の数がケニーよりも少ないんじゃないかな。それぞれの所属団体での活動はもちろんだけど、ケニーはインパクト・レスリングとメキシコ(AAA)でもやってるわけで。「いろんなところに行く」のはケニーのギミック(ベルトコレクター)のようなものだよ。キャラクターという観点ではローマンの方が上かもしれないね。ケニーもドン・キャリスと共にキャラクター性をかなり高めてきているけどさ。
個人的には、PWIの選択は正しかったと思うよ。ケニーがナンバーワンで、ローマンはナンバーツーだ。
(参考: Inside The Ropes)
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