2019年に設立されたAEWはイギリス進出の早期実現を狙っていました。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことにより、やりたくてもやれない状態に。しかし、最近の報道では、2022年中にイギリスでショーを開催する予定だとされています。
AEWには日本のプロレス団体でも活躍したレスラーが多数在籍しているため、日本公演を待ち望む声も一定数ありました。副社長のケニー・オメガは、東京スポーツの取材で「AEWとして大会を日本でやりたい気持ちは」と質問され、「もちろん。英国、カナダ、日本という場所はすでに話題には挙がっている。コロナがなければもっと早い段階でやっていたことだと思うんだけどね」と返答。日本大会の会場として両国国技館の名前を挙げていました。
Podcast番組「Busted Open Radio」に登場したトニー・カーン社長は、2022年に海外ツアーを開催する野望を持っていることを明かしました。
いろんな都市を回るのか、フラムFC(カーン一族がオーナーを務めるイギリスのサッカークラブ)の本拠地であるクレイヴン・コテージを中心とした海外遠征になるのかはわからないけどね。あのスタジアムは俺にとって非常に身近かつ大切なものだ。
トニーの言葉からして、世界各国を巡るワールドツアーというよりは、地域を絞ることを考えているのかもしれません。WWEのヨーロッパツアーのような感じ?AEWはアメリカ国外でのイベント開催実績がありませんから、まずは手始めにイギリスをツアーし、規模を拡大していくことになるのかもしれないですね。
両国国技館でショーを開催するのであれば、WWEが2015年に両国で開催し、WWE Networkで生配信された「The Beast in the East」(2015)のように、FITE TVなどで世界中のファンが観戦できるものになってほしいです。