WWEのサウジアラビア大会では超大物レスラーの参戦が定番化しており、現地10月21日に開催された「Crown Jewel」にはゴールドバーグとブロック・レスナーが登場しました。
ボビー・ラシュリーと対戦した今回が3回目のサウジ参戦となったゴールドバーグ。過去の試合(VSアンダーテイカー戦、VSブレイ・ワイアット戦)は著しく評価が低く、ラシュリー戦もどうなることか……と心配する声もありましたが、見どころのある試合になったと思います。Cagematchのユーザーレビューは平均5.01点。ゴールドバーグが試合前に脳震盪を起こした状態で行われたアンダーテイカー戦は驚異の平均0.50点ですから、(この試合が比較対象にふさわしいかは別として)普通に評価される試合だったことは間違いありません。
彼自身も今回の評判にはある程度満足しているようです。Podcast番組にゲスト出演した彼は、今回のサウジ大会について次のように振り返っています。
サウジではうまくいくことがなくてさ。試合中にノックアウトされたり、アンダーテイカー戦でミスしたり、いろいろあった。名誉挽回する必要があったんだ。自分のパフォーマンスに満足しているわけではないけど、ついにファッカーとも黙らせることができたんじゃないかと思うし、ある程度は満足しているよ。
あわせて読みたい
ドク・ギャローズがWWEとAEWを分析。「奇妙なハードコア・ファン層がどんどん成長している」
2019年に旗揚げしたAEWは、プロレス業界で働く人たちやファンにとって有効な選択肢として機能しています。ダニエル・ブライアンのような現在進行系のビッグスターからダニエル・ガルシア...
【AEW】ブライアン・ダニエルソン「プロレスは『コンバット・シアター』という言葉で定義できる」
プロレスは特殊なエンターテインメントで、定義が人それぞれ違うこともあります。「プロレスとは何か?」 21世紀を代表するプロレスラーで、現在はAEWに所属しているブライアン・ダニエル...