先日、ROHは団体の再構築を発表しました。所属契約を結んでいたレスラーたちを解雇し、これまでの団体の歴史にピリオドを打って新たな道を歩みます。
ROHが団体の再構築を発表。2022年第1四半期は活動停止、レスラーたちは契約解除
ROHの歴史において非常に重要な発表がありました。 今日、ROHは団体の再構築に乗り出すことを発表しました。12月のPPV「Final Battle」の後、2022年の第1四半期は...
再構築後のROHはレスラーと独占契約しなくなるかもしれない?
今日、ROHは団体の再構築を発表しました。2022年の第1四半期を休み、4月から再スタートを切る。今所属しているレスラーたちとの契約は解消されます。 団体の未来はどうなるのでしょう...
ROHのテープ・ライブラリーが売りに出されていると報じられる
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これにより、大量のレスラーがインディシーンで仕事を探すことになりました。当事者にとっては悲劇でしょうが、ポジティブな効果を期待する声もあります。
MLWに所属するマイロン・リード(24)は、ROHのニュースについて次のように語っています。
正直なところ、解雇されてしまったレスラーたちがどんな経験をしているのかは想像することしかできないけど、一つの扉が閉じればまた別の扉が開くわけだからさ。多くのレスラーにとっては大きなチャンスでもあると思う。より大きなプラットフォームで仕事ができるかもしれないし。中には努力が足りていなかった人もいるかもしれないけど、今回のことで目が覚めて、もっと努力するようになるだろう。彼らが今以上の契約を得、さらに金を稼ぎ、インディシーンで大活躍してほしいと思ってるよ。
さらに競争が激しくなるんじゃないかと思う。多くのレスラーたちがステップアップしなければならなくなるよね。シーンにレスラーが増えるということは、目立つような存在にならないとダメだ。みんな一生懸命だよ。
WWEがインディシーンからのスカウティングを停止している以上、元ROHレスラーたちにとっての新たな契約先はAEWやインパクト・レスリング、MLWなどに限られます。GCWなどの団体でアピールし、より良い契約を得ようとするレスラーもいるでしょう。リードのような若手は彼らから学ぶチャンスを得ることになりますし、このニュースが少しでもポジティブなものになってほしいです。
赤髪がリードです。
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