先日、Sports Illstratedが「ROHは団体のテープライブラリーを高額で売りに出している」と報じました。
ROHは団体の再構築に入ります。2021年末をもって所属レスラーを手放し、2022年の第一四半期を活動停止。2022年4月以降はその時々にブッキングできるインディレスラーたちを起用した番組やPPVを作るスタイルに移行するとされています。
ブライアン・ダニエルソンやCMパンクといったレジェンドからAEW設立の中心メンバーまで、様々なレスラーが活躍してきたROH。そのライブラリーは、どの団体にとっても価値のあるものでしょう。特にAEWにとっては。
しかし、この報道は間違いかもしれないそうです。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、WWEやAEW、インパクト・レスリングの関係者はライブラリーが売りに出ていることを知らなかったそうです。主要な買い手に営業をかけないわけがないので、関係者が知らないということは売りに出ていないということだ、とのこと。
また、メルツァーはROHの将来についてもコメントしています。レスラーとの契約を持たないインディ団体の一つに戻る。団体のキーパーソンはほとんど去っていく、そうじゃなくても、オファーがあればROHに残るレスラーはいないだろう……。現行メンバーで行われる最後のPPV「Final Battle」の前後では、団体の姿はまったく変わってしまいそうです。
(Wrestlin Observer, SESCOOPS)
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