現地11月29日にWWE・RAWの収録が行われたのはニューヨークのUBSアリーナという会場でした。12月8日、AEWは同じくUBSアリーナでDynamiteとRampageを収録します。
短期間で両団体が同じ会場を使う。否が応でも注目が集まります。
18〜49歳の視聴者数・視聴率でDynamite・RampageがRAW・SmackDownを上回るなど、2021年が飛躍の年となったAEWは、この会場で順調にチケットを売っています。現時点で約11000席のキャパシティで約8700枚を売り上げており、開催直前にはさらに席が埋まるかもしれません。
一方、RAWの最終的なチケット売上枚数は5887枚。AEWとの差が大きいことはもちろんですが、団体との繋がりが非常に強いニューヨークという街で売上が振るわなかったというのは、気分のいいことではないでしょう。
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、WWE内部には「AEWのチケット売上が好調なのは、トニー・カーン社長が自分でチケットを買っているからだ」と考えている人たちがいるそうです。陰謀論…。
UBSアリーナでの収録に限らず、AEWのチケット売上は好調をキープしています。会場で見たい、と思わせる何かがあるのでしょうか。それともすべての会場でトニーがチケットを買っているのか……。もしそうだったら、それはそれで面白いですね。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
あわせて読みたい
【AEW】ヤング・バックスに続き、Cody & ケニー・オメガとの再契約を狙うトニー・カーン社長
先日、AEW副社長のヤング・バックスが団体との契約を2024年1月1日まで延長することに合意したと報じられました。 バックス、Cody、ケニー・オメガの副社長4人集は、AEW設立時...
【AEW】ブライアン・ダニエルソンが自身のアパレルグッズを身につけない理由を語る。「着るもので悩みたくないし、環境の問題も」
プロレス界屈指のスーパースター、ブライアン・ダニエルソン。AEW移籍後、彼は白Tシャツのシンプルな服装で番組に出演し、グッズの販売促進をしていません。 Tシャツ屋とも揶揄されたレス...