2019年に旗揚げしたAEW。AEW世界王座の初代チャンピオンを決める試合の対戦カードは、クリス・ジェリコ VS ハングマン・ペイジでした。
旗揚げ興行「Double or Nothing」でケニー・オメガを破ったジェリコ、のカジノ・バトルロイヤル・マッチに勝利したペイジ。挑戦権を得た2人はPPV「ALL OUT」のメインイベントでタイトルをかけて戦い、ジェリコが勝利して初代王者となりました。
後に同王座の4代目王者になったペイジは、この時の挑戦や初期AEWでの活動について、次のように振り返っています。
俺のAEW世界王座への道のりは、最初から計画があって…みたいに語ることはない。実際になかったからね。少なくとも俺にはなかったんだ。
AEWが始まったとき…俺は気づいたんだ。突然に…俺はBullet Clubの複数人タッグマッチで負けるレスラーだったんだよ。俺は何者でもなかった。急にAEW初のタイトルマッチに出るようなメインイベンターじゃない。まあ、みんなが納得しないのはわかってたし、何を言おうが何をしようが早すぎたね。あまりにも。みんな許してくれるかもしれないけど、心の底ではみんなの気持ちが分かってたよ。
出だしで失敗してしまったように感じ、それを正したいと思った。負けたことや悔しさを時間をかけて吐き出すには、そこについて脆くなるしかないと感じたね。テレビには毎週出てたけど、「ハングマン・ペイジがどのようにしてAEW世界王座を取り戻すか」という壮大な計画はなかった。俺が考えるのは、そのことについてどう思うか、何を感じるかということ。よし、今週はそれをテレビで吐き出そう、ってね。
(SESCOOPS)
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