12月のPPV「Final Battle」を最後に活動停止に入り、団体のコンテンツとビジネスモデルを再構築するROH。
21世紀のプロレス界をインディシーンから支え、多くのスターを生み出してきた団体は、レスラーとの契約を持たず、イベントを開催する度にインディシーンからレスラーをブッキングするスタイルに変わることが予想されています。
一部では「ROHは消滅するのでは」などという声もありましたが、ROHの最高執行責任者を務めるジョー・コフはそれを否定し、これはあくまでビジネス上の決断だったということを強調しています。Podcast番組に出演した彼は、次のように語りました。
俺はROHをビジネス・ユニットとして運営している。これはビジネスで、ビジネスのために様々な決断を下すんだ。そう、その中には支持を得られないものもある「冷たいな」と思われる決断もあるかもしれないが、ビジネスだからね。
もし俺が単独でROHを運営できるのなら違い考えを持つかもしれないが、ビジネスマンだからそうは思わない。俺は常にビジネスマンなんだ。資本主義者だ。起業家精神を信じたいし、決断しなければならない時もある。まあ、支持を得られなかったり、正しくないこともあるかもしれないよ。でも、俺は自分のチョイスや決断を信じる。
その責任を他の誰かに求めるつもりはない。結果に対する責任を取るのは俺だ。俺以外の誰でもないよ。みんなはスポーツのロマンスやセクシーさを愛していると思うけど、それもビジネスだし、すべてのビジネスは運営上健全でなければならない。そのために決断を下すんだ。
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