ロンドンオリンピックのボクシング・ミドル級銅メダリスト(金メダリストは村田諒太)で、2019年からAEWに参戦中のアンソニー・オゴゴ。
Fightfulによれば、彼はAEWのバックステージでヒートを買っているそうです。その理由は、ROHのジョナサン・グレシャムがPPV「Final Battle」でROH世界王座のタイトルを獲得したことに対し、オゴゴが次のようにツイートしたことでした。
ジョナサン・グレシャムが史上最後のROH世界王座のチャンピオンになったのは超キュートだね。ホーンスワグルが史上最後のWWEクルーザー級王座のチャンピオンになったことを思い出させるよ。おめでとう、坊や。
Super cute that @TheJonGresham was the last ever ROH champ, kinda reminds me when Hornswoggle was the last ever cruiserweight champ. Congrats kiddo.
— Anthony Ogogo (@AnthonyOgogo) December 12, 2021
ホーンスワグルはWWEで活躍していたミゼットレスラーで、2007年に旧WWEクルーザー級王座の最終王者になっています。グレシャムが小柄であることやミゼットレスラーなどを揶揄した、なんとも困ったツイートです。これを読んだ人にどう思ってほしかったのか?
「このツイートは2人が考えたアングルの一部なのではないか」という声もありましたが、グレシャムがそのことを否定しています。
いや、アングルじゃない。ギミックでもない。一緒に仕事をしているわけでもない。これは、単に誰かが自分自身のためにビジネスを始めただけのことだ。そして、私や私の妻(ジョーディン・グレイス)をネット上で攻撃している。でも、続けてもらっていいよ。そういうのを楽しんでいるみたいだしさ。
No it’s not an angle. It is not a gimmick. We are not working on this together. It is simply someone going into business for themselves. And legit taking shots at myself and my wife online. But please continue to support that kind of behavior as its seems to entertain you.
— G R E S H A M (@TheJonGresham) December 21, 2021
報道によれば、AEWのロースターの何人かはオゴゴのツイートを「受け入れがたい」と感じているとのこと。気分を害しているロースターもいるそうですが、ヒートは深刻なものではない可能性が高いようです。とはいえ、あるレスラーは、グレシャムがアングルを否定したことでオゴゴは後戻りできなくなってしまったと考えているそうなので、信頼を取り戻すのはちょっと大変かもしれませんね。
(Fightful, SESCOOPS)