プロレスという激しいエンターテイメントにおいて、生涯パフォーマーとして活動できる人は稀です。多くのレスラーは引退の道を選び、第二の人生を歩みます。
AEWのトップレスラー、ケニー・オメガも同様です。激しいアスリート・プロレスに身を捧げてきた彼は満身創痍。現在38歳のケニーがいつ引退を決断するかはわかりません。
レスリング・オブザーバーのラジオ番組に出演した彼は、引退後の生活について語りました。
俺はいつもその事を考えてるよ。特に今は。何もかもが壊れやすく、終わりかねないから。個人的な観点からというわけではなくて、キャリアを終わらせるような怪我をするかもしれないし、手術がうまくいかないかもしれないしさ。
「悪い知らせだ。君はもう同じことをできなくなるし、リング上でなりたい自分になることもできない」と言われるとか、ある日、目を覚ますとすべてのデジタル機器がハッキングされていて、外にはエイリアンがいて、何も外に出せない、とかね。そんなことだって起こり得る。将来のことは誰にもわからないよ。終わる可能性のないものは存在しない。すべてが制御不能になるかもしれない。「ごめんねみんな、AEWは存在しない、プロレスなんてものはない、俺がやってることは何だ?」ってさ。
いつか来る終わりの日を、ケニーはどのような形で迎えることになるのでしょうか?
(Fightful)
あわせて読みたい
【WWE】AJスタイルズが新契約に合意。「引退しても何らかの形でWWEに」
WWEのトップスター、AJスタイルズが新契約に合意しました。 Fightfulによれば、契約期間は3年以上。年俸は300万ドル以上とされ、世界トップレベルの高給取りレスラーになりま...
【WWE】パット・マカフィーがCodyを挑発。「WWEに来ても、誰が気にするんだよ」
AEWから退団したCody。かつてクリエイティブに不満を抱き、退団したWWEへの復帰が確実視されています。 RAWの最新回では、Codyについての言及がいくつか見られました。ミズが...