キャリア初期をROHで過ごし、その後大成功を収めたレスラーは数知れず。ブライアン・ダニエルソンはその代表格と言えるでしょう。
彼はナイジェル・マッギネスらとの激しい戦いを繰り広げたROH時代を経てWWEでビッグスターとなり、現在はAEWで活躍中です。そのAEWで社長を務めるトニー・カーンがROHを買収したというニュースは世界中のプロレスファンを驚かせました。
先日ROH殿堂入りを果たしたばかりのブライアンは、この件についてどう考えているのでしょうか?レスリング・オブザーバーのラジオ番組にゲスト出演した彼は次のように語っています
シュールな話だよね。特にここ数年はシュールなことが多いような気がする。トニーからは、発表の2週間前から「買収できるかもしれない」と伝えられていたんだけど、実際にどうなるかはわからなかった。
俺の感想としては、「おお、それはエキサイティングだな」って感じ。まあ、テレビ局で放送されているプロレス番組がこんなにたくさんある時代において、ROHをどうしようと思ってるのかは疑問に思うところかな。テープ・ライブラリーが欲しいだけなんだろうか?トニーの考えを俺は何も知らないけど。AEWを強化する役割をROHに担わせ、1時間のテレビ番組としてやっていくことはできるかもしれないね。
ロースターの数と週の放送時間がマッチしていない状況を指摘されることが多いAEW。ブライアンのアイデアが実現すれば、ROHがWWEにおけるNXTのような役割を担っていくことになりそうです。面白そうですね!
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