AEWには多くのスターレスラーが在籍しています。
ブライアン・ダニエルソンやCMパンク、ジョン・モクスリーらはテレビ番組への出演機会が多いものの、滅多にテレビに出られず、YouTubeで配信される「AEW Dark」シリーズへの出演がメインになっているレスラーも少なくありません。
ロースターの拡大を続けてきたAEWは、週3時間のテレビ番組の放送ではロースターたちへ十分なチャンスを与えることができない状況にある。そう考えているファンも多いようです。
それは現場でも同じ。レジェンドレスラーのアーン・アンダーソンは、番組出演者が固定される傾向にあることを問題視しています。
俺の息子(ブロック・アンダーソン)もテレビに出られなくなった。記憶が正しければ、息子のデビュー戦はCodyと組んだものだった。QTマーシャルたちと本当に良いプロレスをしたんだが、もう昔のことだから誰も覚えていない。出番があったのは3〜4週間だったな。
レスラーたちの出演機会が少ないのは問題だよ。ダンテ・マーティンは本当に特別な才能を持った子だ。他の誰も持っていないバネがある。ちょっと前までは調子が良かったのに、今はDarkに出てるよ。これは我々が抱えるジレンマだ。まあ、なんとかなるさ。
AAが「なんとかなる」と考えているのは、団大の社長でブッカーでもあるトニー・カーンのことを高く評価しているから。トップレスラーの時間を確保しつつ全ロースターに出番を与えようとしているため、長期的なチャンスを与えられない状況になっているものの、「俺はこの男に投資している」とAAは語ります。
潤沢な資金力を持ち、多くのレスラーと契約できるAEWだからこその悩みかもしれませんね。
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