レッスルマニア38にサプライズ登場し、セス・ロリンズとのシングルマッチを制したコーディ・ローデス。
Bullet Club、The Eliteのメンバーとして革命を起こすべく精力的に活動していた3年、そしてAEWの中心人物として駆け抜けた3年を経て、ビッグになって帰ってきました。
レッスルマニアへの出場後、Podcast番組「The Ringer Wrestling」にゲスト出演した彼は、WWEへの復帰について語りました。AEWについて思うこと、WWEとの契約がまとまった背景など、興味深い内容です。
AEWのことはとても誇りに思っているよ。マット、ニック(ヤング・バックス)、ケニー(・オメガ)のことは誇らしいし、トニー(・カーンAEW社長)が前進するのを見たい。ネガティブな感情はないから。最高の方法でやってほしいし、世界のすべてに敬意を払っている。ただ、WWEに来るという決断は、俺がこれまでにチョイスした選択の中でも最も簡単なことだった。[…]給料をもらっていなかったレスラーたちが給料をもらえるようになった。その実現に少しだけ貢献したんだ。いや、大きかったかもね。わからないけど。俺の誇りだよ。自分が「それをほしい」と言う前に、どれだけみんなのために尽くせるか、ということだ。今夜はそんな気分だった。本当にいい気分だったよ。
(WWE復帰の背景について)最も特別だったことは、ブルース(・プリチャード。RAW & SmackDownのエグゼクティブ・ディレクター)と会長(ビンス・マクマホン)が俺に会うために飛んできてくれたことだね。もし、あの時の会話が何にもつながらず、ただ「プロレスって、スポーツ・エンターテインメントって楽しいよね」程度のことしか話していなかったら、締めくくりとしてそれはそれは素晴らしーいことになっていたかもしれないけどさ。
俺は最悪の状態でここから去った。地球のどこかでどんなに悪口を言われたって、そんなのはどうだっていい。俺がほしいのは、「よくやった」という言葉だ。こう言ったのを覚えているよ。「俺は俺じゃなければならない。Kingdomが会場に流れなければ。The American Nightmareじゃなければ」って。ビンスは「無理なことじゃないよ。それこそ我々が買うものだ」と言った。俺の正しさが証明されたんだ。いい気分だったね。俺のことを疑う人たちが間違っているんだと、俺を応援してくれる人が正しいんだと証明するために時間を費やしてきた。あの瞬間は1つの区切りだったんだ。ネクストステージへの興奮を感じた。
俺が何をしに来たのかははっきりしてるんだ、はっきりと。やり残したことがある。俺の家族には手に入れられなかったものがあるんだ。それを手に入れたい。
AEWができたおかげでプロレス界に多くの雇用が生まれました。才能に値する給料を、チャンスをもらえるようになったレスラーがいます。そこへのCodyの貢献は計り知れないものがあり、AEWに残った盟友たちがこれからもプロレス界をより良くしようと努力を重ねていくでしょう。
WWEに戻ったコーディ・ローデスがファンに何を見せてくれるのか?何を手に入れようともがき苦しみ、どのような結果が待っているのか?見守りましょう。
(Fightful)