他競技のスター選手がプロレス界に参戦するケースは珍しくありません。
WBC世界ヘビー級の現役王者であるタイソン・フューリーは、現地10月31日に開催されたWWEのサウジアラビア大会「Crown Jewel」でブラウン・ストローマンと対戦し、プロレスラーとしてのデビューマッチに勝利しています。この時のWWE参戦は、2020年2月に行われたデオンテイ・ワイルダーとの対決に向けたプロモーションの一環だったとされています。
現地4月23日、フューリーはロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたディリアン・ホワイトとのWBC世界ヘビー級の防衛戦に見事勝利。彼はこの一戦限りで引退することを宣言しています。
試合後の記者会見の中で、彼はWWEへの再参戦の可能性に言及しました。
俺がWWEで戦うことを否定しないでほしい。もしかしたら、SummerSlamに出るかもよ。ビンスやボーイズに話をしなきゃいけないことだけどさ。ドリュー・マッキンタイアが俺についていろんなことを言ってるのは知ってるし、彼をノックアウトしてやらないとね。
前回のサウジアラビアでは楽しませてもらった。素晴らしかったよ。[…]SummerSlamへの参戦を実現できるかどうか、コンタクトを取るつもりだ。
参戦が実現すれば大きな話題になるでしょう。ちなみに、マッキンタイアは以前からフューリーとの対戦に乗り気で、「一緒に何かやろう」という話を数年前から続けているそうです。
あわせて読みたい
【AEW】トニー・カーン社長が新日本プロレスとのスーパーショー「Forbidden Door」への思いを語る。「プロレスファンのため」
現地6月26日、シカゴのユナイテッド・センターでAEWと新日本プロレスのスーパーショー「Forbidden Door」が開催されます。 新日本で活躍していた外国人レスラーたちが中心...
【WWE】HHHが「契約を見送ったレスラーたちがAEWで活躍すること」にコメント。「いつかWWEに来たいと思うだろう」
多くのプロレスラーにとって、WWEと契約することは最大の夢です。業界最大手の団体でスターになり、大金を稼ぐ。この目標のために努力を重ねているレスラーは少なくないでしょう。 現在、A...