今、プロレス界で最も注目を集めている若手レスラーはウィーラー・ユウタでしょう。
2022年、ブライアン・ダニエルソンやジョン・モクスリーとの死闘を経て彼らのユニット「Blackpool Combat Club」に加入した彼は、今や登場するだけでAEWのファンから大歓声を浴びる存在です。また、新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにも参戦し、日本のファンにも顔を売っている最中です。
そんな彼が最も強いインパクトを残したのは、モクスリーとの壮絶な一戦でした。頭部から大流血し、顔を真っ赤に染めながらもモクスリーに立ち向かう彼の姿はファンの心をつかみました。Wrestling Incによるインタビューの中で、彼は「試合中に頭部から流血することの大変さ」を語りました。
すごい痛かったね。誰も教えてくれなかったんだけどさ、試合中にああなっちゃうと、何も見えなくなるんだよ。だから、あの試合はとても大変だった。目が見えない状態で戦っているようなものだからね。
AEWは、いろんな人に何かを提供できる団体だと思う。プロレスというジャンルはニッチな領域がたくさんあるからね。ああいうエスカレートした暴力はしばらくの間テレビ放送されていなかったんじゃないかな。AEWでは少しやってることだけど。
まあ、いろんな意見があるわけだから、苦手だと思う人もいるかも知れないね。それなら、別の要素を見てみればいいわけだし。俺は母に「モクスリーとの試合は見ないで」と言ったんだけど、番組の他の部分をみてくれて、多様さを気に入ってくれた。そういうところがある団体だよね。いろんなものの中から選ぶことができる、っていう。
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