現地7月31日に開催されるプロレスファンイベント「Starrast V」の一環として行われるリック・フレアーのラストマッチ興行。彼がかつて活動し、WCWの前進となったジム・クロケット・プロモーションズの看板のもとでショーが開催されるということもあり、オールドファンにとってたまらないショーになるはずです。
1948年に誕生したNWA世界ヘビー級王座。フレアーは81年から93年の間に同王座を10度戴冠しています。タイトルの歴史において欠かせない存在ですね。現在のチャンピオンはWWE退団後に各団体で暴れまわっているマット・カルドナ(ザック・ライダー)。116日間にわたってタイトルを保持している彼ですが、残念なことに負傷で5ヶ月程度の欠場を余儀なくされています。
彼はフレアーのラストマッチに出場できませんが、意欲はあります。Podcast番組「Under The Ring program」にゲスト出演した彼は、フレアーとNWA世界ヘビー級王座について語りました。
(フレアーのラストマッチが)どんな試合になるのか、噂は聞いてるよ。素晴らしい試合になると確信してる。みんなが楽しめる試合になるよ。でも、彼のラストマッチは「10パウンドのゴールド(NWA世界ヘビー級王座)」になるべきだ。NWAについて考えるということは、「10パウンドのゴールド」について考えるということ、「The Nature Boy」リック・フレアーについて考えるということだからね。
俺はその「10パウンドのゴールド」を持っている。愛しのシャーロット(・フレアー)の身を危険に晒すことだってできるぞ。考えてもみろ。「The Nature Boy」リック・フレアーと「Always Ready」マット・カルドナがNWA世界ヘビー級王座のタイトルマッチをする、ということを。アリーナが満員になるぞ。
試合が実現したら面白そうですね!「リック・フレアーのラストマッチ」と銘打たれたショーにはなりますが、プロレス界は何が起こるかわかりませんから、実現する可能性はゼロではないはず。ただ、それは7月ではないでしょう。
(SESCOOPS)