NXTの人気ユニット「The Undisputed Era」のメンバーとして活躍していたアダム・コールは、2021年夏のPPV「Takeover: 36」を最後にWWEから去りました。
ラストマッチの相手はカイル・オライリー。The Undisputed Eraの仲間で、キャリアの初期から切磋琢磨してきた特別な相手です。
カート・アングルのPodcast番組にゲスト出演したコールは、この日のことを思い出しながら、その時の気持ちをしみじみと語りました。
俺は感情的になっちゃう方でさ。これは今までに言ったことがないはずだけど、試合後、赤ちゃんみたいに泣いたんだよね。試合前に座りながら煽りVTRを見ていたな…。カイルとの、2009年から現在までのこと。ROHや新日本での試合。俺はこの試合がNXTでのラストマッチになることをわかってたから…ステージに出ていく前にも泣いてたね。
カイルと試合ができて…彼ほど一緒に戦ってきた人はいないんだよ。俺のROHでのページも、PWGでのページもカイルと一緒に閉じた。そして、NXTもそうなって。特別な夜だったね。とても感情的になってしまったよ。
オライリーとの関係が特別であることをたびたび公言しているコールですが、特別なシチュエーションでそうした相手と試合をするとなると、湧き上がってくる感情も特別なのでしょう。AEWでも同僚になった2人の物語はこれからも続きます。
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