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プロレスウォーズにおけるMLWの立ち回り
2019年5月25日、AEWの旗揚げ興行”Double or Nothing”でCodyがHHHを連想させる玉座を破壊したことによって、WWE VS AEWの構図が明確になりました。日本国内での成長が頭打ち状態の新日本プロレスも世界進出によってさらなる成長を目指しています。
業界最王手のWWEと、それに次ぐ規模の新日本、そしてWWEを遥かに凌駕する資金力を持つスポンサーがついているAEW。3団体による競争が行われる中、その他の団体はどう立ち回るのか?レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、2017年に復活したMajor League Wrestlingは、所属選手にWWE以外の団体への出場を許可するという方針を打ち出しているようです。
MLW所属選手の中には、デイビーボーイ・スミス・ジュニアやフラミータなど、日本でもお馴染みのレスラーもいます。どこかの団体との関係を強めるのではなく、中立の立場を取る、という決断をすることで生き残りを図ろうとしているのでしょう。
メキシコではCMLL(新日本と提携)とAAA(AEWと提携)はライバル関係にあります。ところが、MLWは、CMLLのスペルエストレージャであるルーシュと、対戦当時AAAのチャンピオンだったサミー・ゲバラ(現AEW)のシングルマッチを実現させました。独自路線を取ることで、MLWでしか見られないカードを実現させることができる、という強みを持つことができるのです。今後もこの方向で頑張って欲しいです。
(Wrestling Observer)
シャーロット・フレアーがハウスショーを欠場した理由
このところ、WWEのシャーロット・フレアーがいくつかのハウスショーを欠場しているそうです。その理由は何なのか?
デイブ・メルツァーによれば、交際中のアンドラーデが関わっているようです。6月7日に開催されたWWEのサウジアラビア興行”Super Showdown”に出場したアンドラーデは、フィン・ベイラーとの試合が終わった直後に実母が亡くなるという経験をしました。シャーロットは彼に付き添い、ともにハウスショーを欠場しているそうです。
欠場期間はまだ続くかもしれない、とのこと。
(Wrestling Observer)