ジェリコ感謝協会のサミー・ゲバラと抗争していたエディ・キングストン。
2人はPPV「ALL OUT」での対決が予定されていましたが、8月に放送されたRampageでのゲバラによるプロモにキングストンが激怒し、バックステージで口論になったことがきっかけで計画はなくなってしまいました。ゲバラはキングストンの体型を揶揄し、これがキングストンの逆鱗に触れたのです。
Fightfulによれば、ゲバラは同僚たち(イーサン・ペイジ、スコーピオ・スカイ、サンジェイ・ダット)から「一緒に仕事をするのが難しい人物」だと評されており、キングストンは彼との仕事を望む唯一のAEWロースターだったのだそうです。にもかかわらず口論になってしまったのは双方にとって不幸なことでした。
Fightfulの取材に応じたゲバラは、混乱が生じた原因としてコミュニケーション不足を挙げました。
エディはプロとしての自覚を持たず、俺とコミュニケーションを取らなかった。もし事前に伝えてくれていたら、あんなことは言わなかったよ。なぜなら、誰かを傷つけるようなことを、俺は一番したくないから。
コミュニケーションが取れていれば防げたことだったのか……とはいえ、誰かの体型を揶揄するようなことを公然と言ってしまうのはダメですね。ゲバラからコミュニケーションを持とうとしていたのかどうかも気になります。
(Fightful, Wrestling Inc)
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