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【新日本プロレス】ロッキー・ロメロが振り返る「外道がケニー・オメガをトップスターにしようと決断した時」

インタビュー

2016年の新日本プロレスは、年初から激動の一年となりました。

レッスルキングダムの終了後、中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズが退団。他のBullet Clubメンバーたちも一時は退団を考えていたとされています。トップスターたちが揃って団体を去ることになり、それが内藤哲也とケニー・オメガの台頭につながった。現在のプロレス界を語る上でも、この1年は非常に重要でした。

ボビー・フィッシュのPodcast番組にゲスト出演したロッキー・ロメロは、新日本のブッカーを務める外道がケニーをトップスターに抜擢しようと決断した時のことを振り返り、次のように語りました。

東京ドーム大会の前日、俺たちは試合について考えていたんだ。俺はカールとドクとは仲が良かったから、今後何がどうなるかはわかってた。その前の晩に言われたんだよ。「なあ、2人でボスと話がしたいんだ。俺たちは退団する。AJが出ていくから、俺たちもついていくんだ」って。

だから……みんなで試合について考えていた時、俺とヤング・バックスの2人で、試合のことはもちろんだけど、彼らが外道に意向を伝えた時の会話で何が起こるのかを見守ろうと思っていたのを覚えてる。俺たちはその一部始終を見ていたんだけど、外道は「やばい、お前ら出ていくのかよ。AJもだぞ。やれやれ」って感じだったね。

外道は部屋の中を見渡してケニーの姿を見つけた。そして、「OK、AJは出ていくがケニーなら大丈夫かもしれない」と思ったんだろう。ケニーと目を合わせて、「よし、ケニーに決定だ」という感じだったね。これらの出来事がすべて同時に起きたんだ。とてもクールで、ちょっとおもしろかったよ。AJが抜けて、Bullet Clubのギャローズとアンダーソンが抜けて、真輔が抜けて。その翌日、ケニーがAJに片翼の天使を決めるという大きなアングルがあって、彼がBullet Clubを引き継いだ。ケニー・オメガのBullet Clubの隆盛を見るという、かなりクレイジーな展開になったんだよな。クレイジーな時代だったよ。




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