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新日本プロレス「旗揚げ興行」デイブ・メルツァーの評価
プロレス情報サイトCagematchは、Wrestling Observerのデイブ・メルツァーによる試合の5つ星レビューを掲載しています。3月6日に開催された新日本プロレス「旗揚げ記念日」を、メルツァーはどう評価したのか?一番評価が高かったのはあの試合でした。
第2試合:石井智宏 & YOSHI-HASHI VS 永田裕志 & トーア・ヘナーレ ★★★1/2
第3試合:ドラゴン・リー & 田口隆祐 & 小島聡 & タイガーマスク & 本間朋晃 VS エル・デスペラード & 鈴木みのる & タイチ & TAKAみちのく & 金丸義信 ★★★1/2
第4試合(IWGPジュニアタッグ王座決定戦):Roppongi 3K VS BUSHI & 鷹木信悟 ★★★★
第5試合(IWGPジュニアヘビー級王座決定戦):石森太二 VS 獣神サンダー・ライガー ★★★★1/4
第6試合:後藤洋央紀 & 棚橋弘至 & オカダ・カズチカ VS 内藤哲也 & EVIL & SANADA ★★★3/4
第7試合:ウィル・オスプレイ VS ジェイ・ホワイト ★★★★3/4
注目ポイント
ジュニアヘビー級王座戦とメインイベントが高評価。2月11日の石森 VS 田口隆祐のシングルマッチは★★★3/4でした。リビングレジェンドとの防衛戦がより高く評価された石森太二。MSGでのドラゴン・リー戦はどうなる?どうやって相手をリサーチするのか?なお、ライガーの試合が★★★★以上の評価を得たのは2017年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでのタイチ戦以来となります。
メインイベントは今後の新日本を牽引する若手外国人レスラー同士の激突。2人は2017年4月1日にROHでもシングルマッチを行っており、こちらの評価は★★★★1/2でした。もともと手が合うカードだったんですね。試合内容はジェイ・ホワイトというレスラーの特殊性を見せつける形でした。ジェイの過去の最高点は★★★★1/2(前回のオスプレイ戦、2018年7月のジュース・ロビンソン戦、2018年10月の棚橋弘至戦、2019年1月のオカダ・カズチカ戦)だったので、メルツァー基準ではこの試合がジェイの生涯ベストバウトということになります。
ちなみに、2018年から顔合わせがまったく変わらないジュニアタッグ戦線ですが、★★★★以上の評価がついたのはこの試合で2度目。前回は2019年2月3日の鈴木軍 VS ロスインゴでした。そろそろ飽きてきているファンも少なくないと思われますが、内容自体は進歩しているという評価のようです。
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