WWEが春に開催する「レッスルマニア」はプロレス界最大のお祭り。毎年のように嬉しいサプライズがあり、世界中のファンを喜ばせています。
2022年のレッスルマニア38では、レジェンドレスラーのストーン・コールド・スティーブ・オースチンが19年ぶりの試合出場を果たしました。ケビン・オーエンズを相手に見事な試合を披露し、とても大きな話題になりました。
最近、WWEが再び彼へ試合出場オファーを出したと報じられました。どの舞台での試合を検討しているかは不明ですが、彼に最もふさわしいのは2023年のレッスルマニア39でしょう。
そして、AEWで大問題を起こして退団が有力視されているCMパンクもWWE復帰の可能性がゼロではありません。HHHとの関係があまり良くないこと、HHH周辺の人々が彼の復帰に拒絶反応を示していたこともあり、可能性はゼロに近いとは思いますが、それでも彼のWWE復帰はとんでもないビッグニュースになるはずです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、もしパンクがレッスルマニア39までにWWEへ復帰したとしても、オースチンと対戦する可能性は「クリエイティブチームの立場から」低いそうです。もちろん、WWE関係者はパンクがAEWで大問題を起こしたことを知っていますし、現場では「戻ってくるなんて勘弁してほしい」と思っているかもしれません。しかし、最終的な決定権を持つのは、共同CEOのステファニー・マクマホンとニック・カーン、そして現場の責任者であるHHHです。
また、パンクがWWEのことを良く思っていないのは当然のことですが、以前よりも復帰に否定的ではないのではないか、ともメルツァーは指摘しています。AEWへの復讐や事故擁護などを同機に動くのであれば、WWEに復帰して働くことを上回るインパクトはありません。
(Wrestling Observer, Cultaholic)