IWGP女子王座の初代チャンピオンに就任したKAIRI。
2017年から2020年までWWEで活躍していた彼女はファンから高く評価されるスーパースターでした。NXT時代はNXT女子王座戦線の中心選手として活躍し、メインロースター昇格後はアスカとのタッグチームでタッグ戦線を沸かせました。彼女の退団は多くのファンを悲しませ、今でも彼女の復帰を願うファンは少なくありません。
そんな彼女がIWGP女子王座を獲得する前まで、WWEでは「2023年のRoyal Rumbleに彼女をサプライズ参戦させる」という話があった、という噂をレスリング・オブザーバーが報じました。しかし、これはあくまで彼女がタイトルを獲得する前までの話であって、タイトル獲得によって状況が変わる可能性がある、とも指摘されていました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、情報のアップデートとして、現時点でKAIRIがRoyal Rumbleに参戦する計画はまったくなく、その可能性は0%だと報じました。
IWGP女子王座は国際的な展開を狙っているタイトルで、彼女がこのタイトルを保持している間はアメリカで試合をする機会が増える見込みです。そうした背景もあり、競合団体のタイトルの格上げに協力してしまうような事態は避けたい、とWWEが考えるようになった可能性もあるでしょう。
WWEのファンから愛され、現場の責任者であるHHHもその才能を認めるKAIRIですが、今回はタイミングが悪かったようです。
(Wresltling Observer, eWrestlingNews)
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