WWE殿堂入りレスラーのブッカーT。
2023年のRoyal Rumbleではサプライズ枠として男子ロイヤル・ランブル・マッチに出場したほか、自身が運営するインディ団体Reality of Wrestlingと WWEの提携が発表されるなど、57歳になった今も精力的な活動を続けています。
しかし、リングに上がる姿はもう見られないかもしれません。自身のPodcast番組の中で、彼は現役引退を表明しました。
言っておくが、人々がリングに上がる俺の姿を見るのはあれが最後だと思う。Reality of Wrestlingでは生徒たちと仕事をするつもりだけど、現役としては最後の舞台だった。
悲しいよ。そのことを考えると息が詰まる。俺とっては最高の最後の舞台だったな。あれ以上のものはないと思う。でも、古いブーツを履くのは、ちょっとつらいね。ブーツを履いて、あのレベルのリングに戻るのはあれが最後だと思う。あのレベルで本当にやりたいのは、あれが最後。あれ以上のラストはないよな、マジで。すべてのファンに感謝したい。
彼の Royal Rumble出場は予定されていなかったという話もあり、彼自身、出番があることをキックオフ・ショーまで知らなかったそうです。レイ・ミステリオの代役として回ってきた出番が最後の舞台になるとは、なんという運命の巡り合わせでしょう。
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