WWEにはエンタメ界のスーパースターが特別参戦することがあります。
最近の例では、今最も人気のあるミュージシャンの一人であるバッド・バニーが2021年のレッスルマニア37に参戦し、ダミアン・プリーストとタッグを組んでザ・ミズ&ジョン・モリソン組と対戦。素晴らしいパフォーマンスを披露し、世界中を驚かせました。
彼と戦ったモリソンは、デニス・サルセドによるインタビューの中でバニーとの試合を振り返り、次のように語りました。
彼がプロレスという芸術に対して持っていた、たくさんのリスペクト。うまくやろうとする情熱。彼ほど大金を動かすスターをリング上で見ることができるのは本当にクールなことだった。世界一のレコーディング・アーティストであり、プロレスファンでもある彼が、「プロレスをやりたい。せっかくやるんだから、ダメなパフォーマンスはしたくない。信じられないような仕事をするために、しっかりと時間をかけよう」と決心したんだ。
俺たちが戦ったレッスルマニアの試合で、彼はいいパフォーマンスを見せてくれた。それを目の当たりにして、「ああ、これこそがこの男が成功した理由なんだな」と実感したものだよ。「彼はとても賢く、細かな仕事が着実な進歩につながることを理解している。ふざけたりしないし、自分の仕事をとても真剣にやっているな」って思った。プロレスでも音楽でも、必ずしも常に真剣に取り組んでいるわけではなくてさ。冗談を言ったり、楽しい時間を過ごすのが好きな奴だったよ。いい男だ。
(バッド・バニーが繰り出した場外でのカナディアン・デストロイヤーについて)俺はあのムーブのために戦わなければならなかった。みんな、「そんなことをするべきじゃない」と考えていたからね。僕の体を気遣ってくれたんだ。でも、「安全第一?おいおい」と思ったね。バッド・バニーは特別なことをしたかった。俺が彼に提案したんだ。何度かやってみるまでは彼も少し不安そうだったけど、何度かやっているうちに可能性を感じられるようになったと思う。当日は雨が降っていたんだけど、みんなに「雨で濡れていても大丈夫だよ」と言って説得する必要があってさ。雨は危険を招くものだけど、大丈夫だって。
Bad Bunny showing the WWE universe he came to WRASSLE with this Canadian destroyer outta nowhere! 😱 pic.twitter.com/PkHRWJU0fR
— ✨🌟✨KammieDee ✨🌟✨ (@KAMMEDEE) December 30, 2021