AEWの副社長として、さまざまな責任を負いながら活動しているケニー・オメガ。
業界屈指のアイデアマンで、プロレス界に新しい風を吹き込み続けた彼は、団体の上層部として全体を見渡して物事を考えるという難しい仕事に取り組んでいます。
ルネ・パケット(ルネ・ヤング)のPodcast番組に出演した彼は、副社長として働く大変さを語りました。
「今夜の試合のことだけ考えよう」とキャリーバッグを持って会場へ転がり込み、試合が終わればそれで終わり、というような日々を懐かしく思うよ。ストレスはそこで始まり、自分のパフォーマンスで終わる。今は、それ以上のことがたくさんあるんだ。
俺たちのさまざまな役割には限界があり、もちろん、すべてをこなせるわけではない。今はインフラがたくさんあり、それらを担当してくれるスタッフもいるから、設立1年目ほどの忙しさはないよ。しかし、それでも常にやらなければならないことがあり、かつての俺たちのようにはやっていられない。
メジャーなプロレス団体で役職を持ちながら、テレビに出て、「俺がここにいるのは、この1回のパフォーマンスのためなんだ」と思い込まなきゃいけない人たちもいるんだ。他にもたくさんのことを抱えていて、それは外から見えるものではない。一般の人たちが見たり、理解したり、聞いたりすることはなかったんだ。
活躍から何十年経っても話題に上るレジェンドたちのことを、以前よりもリスペクトするようになったよ。彼らだけじゃなく、番組に積極的に参加しながらも、チームの人たちから頼りにされ、スケジュールの合間を縫って何らかの形で貢献している人たちのこともすごいと思う。
(Fightful)
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