ケニー・オメガとヤング・バックスは、AEWの副社長でありながら、現在の契約が満了すれば大きな動きに出るのではないか…という噂も流れています。
元副社長のコーディ・ローデスがWWEへ復帰したように、AEWで副社長を務めているからといって、AEWと生涯契約を結んでいるわけではありません。WWEはケニーの獲得に興味を示しており、彼がフリーエージェントになれば相当刺激的な交渉合戦が繰り広げられることになるでしょう。
ケニーの契約は最長で2023年11月まで。バックスは2024年に満了するとされており、AEWとしては彼らの残留交渉に力を入れる一年になりそうです。レスリング・オブザーバーによれば、AEWは3人との新契約交渉を開始したとのこと。AEWとしては、3人がフリーエージェントになる前に契約をまとめたいという意向があるそうです。また、狙っているのは長期契約とのこと。
また、オブザーバーは、3人がWWEへ移籍したらどのような扱いを受けるのか、という点を予想しています。
バックスの場合、WWEでも成功する可能性はあるが、それが保証されているわけではないという点がデメリットだと指摘。家族と過ごす時間が少なくなり、試合数が増え、自分たちのスタイルを貫くことができない、といったAEWとの違いがある、としています。
一方、ケニーは家族がおらず、大プッシュされる可能性も高いため、より忙しい日々を過ごすことになるだろう、と指摘しています。新鮮な対戦相手とのマッチアップが絶えず、ファンにとっても刺激的な活動になることが予想される一方で、彼が重要視している日本での活動の扉は閉じられることになるでしょう。
(Wrestling Observer, Inside The Ropes)
あわせて読みたい
【AEW】クリス・ジェリコ「ビッグになるには、『上司が望むこと』をしなければならない。AEWにはそれに抵抗のある連中が多かった」
WWEでビッグスターとして活躍したのちAEWへ移籍したクリス・ジェリコ。 AEWにはWWEで活動した経験のないレスラーが多数在籍しており、みんな独自の価値観をもとに活動しています。...
【AEW】ブライアン・ダニエルソンがROH復帰を示唆?「家に帰る時が来た」
PPV「Revolution」でのMJFとのAEW世界王座戦に敗れたブライアン・ダニエルソン。 60分間のアイアンマンマッチはファンの予想を上回る名勝負となり、ブライアン・ダニエル...