AEWの歴史において、最も成功したPPVは2021年の「ALL OUT」でした。
CMパンクの復帰戦やブライアン・ダニエルソン & アダム・コールのサプライズ登場があり、ヤング・バックスとルチャ・ブラザーズによる歴史に残るスチールケージ・タッグマッチが行われるなど、内容は非常に充実していました。Wrestlenomicsによれば、PPV購入件数は約215,000件。これはAEWのPPVで最も大きな数字です。
2022年3月のRevolutionで歴代2位の約175,000件のPPV購入件数を記録した後、AEWのこの数字は減少傾向にあります。5月のDouble or Nothingが165,000件、6月の新日本プロレスとの合同興行Forbidden Doorと9月のAll Outが140,000件でした。
レスリング・オブザーバーによれば、先日開催された2023年のRevolutionのPPV購入件数は現時点で120,000件台で、最終的には130,000件程度に伸びるだろう、と報じています。
ショーの内容はファンから高く評価されており、特にMJFとブライアン・ダニエルソンによる60分間のアイアンマン・マッチはマッチ・オブ・ザ・イヤー級の試合と目されています。ジョン・モクスリーとハングマン・ペイジによるテキサスデスマッチや、The EliteとHouse of BlackによるAEW世界トリオ王座戦も名勝負となりましたが、PPV購入件数は伸び悩み、減少傾向を止めることができませんでした。
(Wrestling Observer, Fightful)
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