プロレスラーだけではなく、俳優としても活躍しているメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)。
女優としての彼女の最大の仕事は、Disney+で配信されている人気ドラマ「マンダロリアン」への参加。スター・ウォーズシリーズ初のテレビドラマであるこの作品は人気が高く、2023年3月3日にシーズン3の配信が始まりました。モネはシーズン2でコスカ・リーヴス役を演じました。
本作のイベントに出席した彼女は、そこで得た経験がプロレスラーとしての活動にどのように影響しているのかについて語りました。
何度も何度も同じことを繰り返さなければならないようなことは、これまでに一度も経験したことがなかったんだ。慣れているのは、ワンテイクですぐに放送に入って、やりきって、「OK」となるようなやり方。だから、マンダロリアンのやり方には不安やストレスも会ったんだけど、うまくやれたと思っているよ。
でも、同じことを20回も40回もやるなんて、すごいよね。毎回アングルを変えて、まず左から、次は後ろ、右、上から、後ろから下から、って。40回も50回もやって、撮影時間は1日に14時間にもなる。
ケイティ(・サッコフ。モネが演じたリーヴスの仲間であるボ=カターン・クライズを演じた)を見ていて、ただただ圧倒されたよ。あなたから多くを学び、成長させてもらった。撮影現場でのあなたの行動のすべてに、とてもパワーを貰った。[…]ケイティから学んだのは、自分が誰なのか、何をもたらす存在なのかを忘れてはならない、ということ。自分はキャラクターなんだ、ってね。一生このキャラクターを貫いて、視聴者に届けなきゃいけない。
彼女は強い女性であることについてよく知っていて、私はそれをプロレスに持ち帰った。あなたとブライス(・ダラス・ハワード。ドラマの監督を務めた女性)から学んだことのおかげで、2019年と2020年はプロレスラーとして最高の年の1つになった気がするよ。
(Fightful)