オーストラリアは、あらゆるプロレス団体にとって魅力的な市場です。
まだまだ開拓途中で、これから大きく成長していく可能性を秘めた広大な土地。WWEと新日本プロレスが開拓に力を入れていますが、大都市パースがある西オーストラリア州はWWEとの関係強化を狙っているようです。
レスリング・オブザーバーによれば、西オーストラリア州政府がWWEとビッグイベントの開催に向けて交渉中とのこと。WWEが最後にオーストラリアへ遠征したのは2019年のハウスショーツアーで、ビッグイベントの開催は2018年にメルボルンで開催されたSuper ShowDownが最後。オブザーバーは、現在交渉中の契約はSuper ShowDownのものと似ている可能性があり、開催地はパースになる可能性が高いとされています。
パースには15,000人を収容できるRACアリーナがあり、ここでは2023年2月にUFC 284が開催されました。州として、格闘技のイベントを開催していきたいという意向があるのかもしれませんね。
Super ShowDownは7万人の観客が会場に集まりました。今回はこれほどの規模にはならなさそうですが、新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着いたアメリカでは海外進出の再開を始めるエンタメ企業が多く、パースでのショーはオーストラリア市場開拓を再始動する一手になるかもしれません。
(Wrestling Observer, Fightful)
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