昨日、CMパンクは2022年8月にDynamiteで行われたジョン・モクスリー戦についてInstagramで裏話を明かしました。
5月のPPV「Double or Nothing」後に負傷し、欠場していたパンク。モクスリー戦の時点で医師から試合出場の許可が出ていなかったにもかかわらず、彼はトニー・カーン社長とモクスリーの「9月のPPV『ALL OUT』でのタイトルマッチを前にした、ただの潰し合いだから医師からの許可は必要ない」という見解に「バカじゃねえか」と思いつつ試合に出場していたといいます。
この件について、Fightfulは当時の状況に詳しい関係者へ取材し、新証言を得ました。
まず、当時のパンクは「医師からの許可が得られない状況であれば、どのような形でも試合に出ることに抵抗がある」と語っていたとのこと。Instagramでの発言によれば、パンクは「ボス(トニー)がやりたいことならやる」というスタンスを取っていて、それが最終的には試合に出場する理由になったという説明をしていました。
しかし、モクスリー戦が行われたDynamite開催前に、「パンクがDynamiteの収録に参加しないかもしれない」という報道があり、パンクが確実に会場に到着するよう団体側で移動の手配をしたという出来事もあったため、Fightfulはパンク側に「100%ではない状態で働くことにより、より多くの報酬を得る」という思惑があったのではないか、と報じています。
パンクとクリス・ジェリコの間に軋轢が生じ、ジェリコが「お前はロッカールームのガンだ」と言い放ったという話は多くの方がご存知だと思います。Fightfulによれば、パンクはジェリコやハングマン・ペイジ、ヤング・バックスだけではなく、モクスリーとの関係もヒートアップしていたようです。彼は復帰を望んでいるようですが、解決しなければならない問題は本当に山積みですね…。
(Fightful, Wrestling Inc)