2022年7月に引退したビンス・マクマホン。
2023年1月に団体売却に向けた動きのためにWWEへ復帰した彼は、一貫して売却絡みの仕事に専念している…とされています。
しかし、一部報道では彼のクリエイティブへの関与が噂され、レッスルマニア39のブッキングへの影響や、ストーリーラインへの口出し、直前での台本の書き直しなど、「ビンスの影響力が再び強くなってきている」という話がたびたび聞こえてきます。 HHHは「クリエイティブの最終決定権は俺にある」ということを繰り返し強調していたようですが、その実態はわかりません。
しかし、WWE側としては、やはり「ビンスはクリエイティブへ復帰していない」という認識のようです。エグゼクティブ・ディレクターのブルース・プリチャードは、The Press Boxへ出演した際に現在のビンスについて語り、彼がクリエイティブへ復帰していないことを明言しました。
番組を見て、「素晴らしかったよ。ありがとう」という言葉以外には何も言わなかった。彼は自分の仕事が忙しいし、クリエイティブ面で我々の自由を認めてくれている。我々はかなりいい仕事ができていると思うよ。
この手の話が出てくるたびに思うのは、「ビンスは毎日どれくらい眠れているんだろう」ということ。かつてはオフィスで朝を迎えることも多かった彼ですが、復帰後は一般的な時間に退勤しているとされています。
要するに以前よりも時間に余裕があるということで、かつてほど時間を割けないにしてもクリエイティブへ関与することはできるのかもしれませんが、77歳ですからね…。プリチャードはこう言っていますが、実際のところはどうなっているのでしょう。
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