岩谷麻優とのIWGP女子王座の防衛戦に敗れたメルセデス・モネ。
試合が行われる前にレスリング・オブザーバーが彼女と新日本プロレス&STARDOMの親会社ブシロードの契約延長を報じ、これが彼女の勝利につながるのではないかという憶測も流れましたが、結果はタイトル防衛失敗。
オブザーバーによれば、彼女が試合に敗れることは契約延長が合意に達する前から計画されていたことなのだそうです。彼女がブシロードと結んだ最初の契約では、彼女のSTARDOM参戦は1回のみとなっていました。
彼女自身は日本での活動継続を望んでいるように見えますし、日本での活動におけるエージェントとの契約も発表され、本格的に腰を据えていく気配は見えます。
しかし…Fightfulは、こうした状況と異なる内容を報じています。彼女のマネージャーは、現在の予定では彼女が今後STARDOMへ参戦することはないと明言しているそうです。
ただし、両者は再度のSTARDOM参戦に向けた交渉には前向きとのことですが、「より大規模な再交渉」が必要になるとのこと。おそらく金銭面の問題なのではないかと思われます。彼女の参戦が成功したことにSTARDOM側は満足しているそうですが、その分再参戦へのハードルは高くなりました。
また、「契約延長」は5月の新日本アメリカ大会「RESURGENCE」への参戦のみをカバーしたもので、具体的な期間は不明。日本での試合は「少なくともしばらくの間」予定されていないのだそうです。となると、6月のDOMINIONへの参戦がわからなくなってきてしまいますね。
新日本やSTARDOMのバックステージでの彼女は非常に評判が良く、ネガティブなことはまったく聞こえてこないとのこと。彼女自身も楽しんでいたようですし、もっと日本で活動してほしいです。どうなるのでしょうか…。
(Wrestling Observer, Fightful, WrestlingNews.co, WrestlePurists)