RAW最新回のバックステージを訪問したCMパンク。
複数のDirt Sheetが様々な情報を報じています。HHHやザ・ミズと会話をした、1時間弱そこにいた、ビンス・マクマホンの指示で退場を促された…など。どれも興味深いものばかりです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによる最新情報もまた驚きです。WWE側のリアクションとして、「彼は復帰を望んでいるからRAWのバックステージを訪問したのだ」という印象があるというのです。
2022年9月にAEWのPPV「ALL OUT」のバックステージでケニー・オメガ&ヤング・バックスと大喧嘩したパンクは、一時AEWからの退団が確実視されていました。AEWと彼の話し合いでは、もし退団する場合は一定期間WWEへ参戦できないという競業回避義務が課されるという議論も出ていたとされています。
メルツァーによれば、ALL OUTから2022年末にかけて「パンクがWWEへ戻る」という話があり、HHHがこの件を担当していたといいます。ただし、この時はWWE側に興味がなかったこと、パンクとAEWの契約が残っていたことが原因となり、復帰は実現しませんでした。
ただし、パンクはAEWへの復帰が目前に迫っているとされており、6月に始まる土曜夜の新番組の初回で復帰するとも報じられています。こうした状況で、彼が「WWEへ戻りたい」と思い、バックステージを訪れることなどあり得るでしょうか?一部では、「今回の行動はAEW復帰の宣伝が目的なのでは」という憶測もあり、メルツァーも「AEW復帰の発表は今すぐに行われてもおかしくない」と指摘しています。
パンクの動機はまったく不明です。単純にRAWが地元シカゴで開催されたからフラっと立ち寄ったのか、別の思惑があったのか…。彼自身の口から真相が語られる日が来たとしても、それが事実とは限らないのがこの世界です。
(Wrestling Observer, SESCOOPS)