WWEではRAWとSmackDownの所属選手を分けるドラフトが行われていますが、AEWでもブランドの分割が行われるとされています。
2022年9月のPPV「ALL OUT」終了後のバックステージで大喧嘩を起こしたCMパンクとThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)。パンクは2023年6月から始まる新番組Collisionの中心レスラーとして復帰することが予想されており、彼の復帰後は「DynamiteがThe EliteとBlackpool Combat Club、CollisionがパンクとFTR」を中心とした番組としてブランド分割するのではないか、と報じられています。
このようなブランド分けが予想されているのは、パンクがThe EliteやBlackpool Combat Clubのメンバー、特にジョン・モクスリーとの間に大きな確執があるからだとされています。パンクはEliteとの仕事に意欲を示しているものの、ケニーやバックスにその気はない…というのがこれまでに報じられている裏側。彼らと同様にパンクとの人間関係が悪化していたクリス・ジェリコは、新番組に向けてパンクとのミーティングに出席し、事態の解決に動いていることが報じられています。しかし、Eliteやモクスリーがジェリコと同じように考えるかはわかりません。
WCWで活躍したディスコ・インフェルノは、コナンとのPodcast番組「Keepin’ It 100」の中でパンクとEliteについて言及し、Elite側を厳しく批判しました。
The Eliteよりもはるかに人気のある過去のレスラーたちは、物事を解決し、ビジネスをしてきた。だから、ビジネスをする気がないなら、AEWはあいつらを手放せばいい。それだけだ。きっと節約になるだろうよ。AEWにもコスト削減が必要だろ?
パンクと一緒に仕事をする気がないなら、処分してしまえ。役に立たねえ。団体にとって良いビジネスになるような素晴らしいアングルがあるというのに、「いや、俺たちはパンクとはやりたくない」と言うのか?お前らは終わりだ!良いビジネスの機会に「No」と言うなら…このことは忘れてくれ。じゃあな!
パンクとEliteの確執は多くのファンが知っていること。みんな関心を持っています。それをビジネスに繋げられないのはプロとしてどうなのか?という考えですね。