背中の負傷により長期欠場中のランディ・オートンは、復帰の目処がいまだに立っていないとされています。
彼の父ボブ・オートンは、最新のインタビューの中で息子の状況について語り、「復帰する必要はないと思うし、医師からもそう言われていると思う」と発言。ランディの背中の状態は良くなっていないようで、もし本当に医師から復帰や引退についてアドバイスを受けているのだとしたら、彼が再びリングに上がる日は来ないかもしれません。
WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、自身のPodcast番組の中でランディの現状とボブの発言について次のように語りました。
このビジネスについてひとつだけ言えるのは…いつも話していることだが、怪我はつきものなんだ。常に怪我をすることになる。怪我をするビジネスなんだ。
ランディ・オートンにリング上の競技に復帰しないように助言している医師がいるらしいね。それが本当かどうかはわからないが、俺はランディ・オートンがどんな思いをしているのか、わかるよ。
俺だって、彼と同じように、医師から「フルタイムでの活動という観点で考えると、首の問題がある。リングに復帰しないように」とアドバイスされたことがあるんだ。だから、俺は引退した。首が湾曲していると、神経が混乱し、手のしびれや麻痺につながる可能性があるから。他にも懸念はいろいろあってさ。医師は、「手術をしなくてもいいし、手術をすればそのまま続けられるかもしれない」と言ったので、俺は一歩引いて考えることにしました。だから、ランディが今、どんな思いをしているかは知っているんだ。
簡単なことじゃないよね。「好きなことをやめなさい」と医者から言われるのは辛いよ。[…]でも、医者がそんなことを言い出したら、時には耳を傾けなければならない。あの時、医師から言われたことが正しかったというのは、身を持って分かったんだ。Royal Rumbleに出た後、指にピリピリとした痛みがあったので、あの医者が言っていることがよくわかった。問題は解決してないんだって実感したよ。もし定期的にレスラーとしての活動を続けていたら、人生が悪い方向に行ってしまうかもしれない、と思った。