先日開催されたAEWのPPV「Double or Nothing」で妊娠を発表したタイ・メロ。
パートナーのサミー・ゲバラとの熱烈すぎる関係をAEWのコンテンツでファンに見せびらかしてきた彼女は、団体にとって貴重なヒール的存在です。それだけに、ファンの目の前で妊娠を発表することに怖さを感じていたようです。しかも、ゲバラがAEW世界王座戦4wayマッチに出場する前という、とんでもないタイミングでの発表でしたからね…。
TMZによるインタビューの中で、夫婦はDouble or Nothingでの発表について次のように語りました。
メロ:妊娠3ヶ月目だったから、安心して発表できたんだよね。トニー・カーン社長と話をして、彼の考えを確認してから、「これでいこう」と決めた感じだった。
ゲバラ:それから、どうするのがベストなんだろう?って考えてさ。口に出さず、ポスターボードに書いて伝えるのが俺たちらしいんじゃないかって。
メロ:本当にナーバスになっていたから、ああいうやり方でよかったよ。楽しかったし、クールで特別な瞬間になったね。
ゲバラ:これから殴り合って戦うぞっていう、リアルな瞬間だった。これからリングの上でブチギレなきゃならないのにさ。ダービー・アリンが入場してきたのを見て、泣きそうになったよ。自分の顔を叩いて「集中するぞ、しなきゃ」って気合いを入れたりさ。若い俺たち4本柱が、世界タイトルを争うためにプロレスをする。その直前に「子供ができました」と発表するのは、すごくシュールだった。観客は俺に好意的だったけど、俺たちはファンから常に愛される存在ではなかった。だから、観客たちが大きなリアクションをしてくれて、喜んでくれて、俺たちに愛情を注いでくれたのは、ある意味圧倒される出来事だったよ。「よし、頑張ろう」と思ったね。
メロ:かなりクールだった。何が起こるか分からなかったし…出番の前に彼と話したんだよね。「もしかしたら、観客は私たちにブーイングをするかも。何が起こるかわからないから、準備だけはしておこう」って。彼らはとても興奮してくれて、それが本当によかった。こんなに愛を向けられるとは思っていなかったし、泣きそうだった。本当に特別なことだったよ。