2022年にAEWで大きく格を上げたウォードロー。
ムキムキマッチョな身体、イケメン、イケボ、スワントーンボムを華麗に決めてみせる身のこなしの軽やかさ。MJFとの構想を経てスターへの道を歩みだした34歳の青年がこれからどのような活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです。Dirt SheetやPodcast番組で彼がインタビューを受けるケースも以前よりぐっと増え、ファンベースでも彼への期待感が高まっているのがわかります。
今でこそ相手をパワーボム地獄に落としている彼ですが、元々の目標はそうしたパワーを活かしたスタイルではなかったそうです。Podcast番組「The Wrestling Classic」にゲスト出演した彼は、プロレスラーとしての初期の目標について次のように語りました。
俺は自分がどのように見られるのかを完全には理解できていないんだ。身長191センチ、体重121キロだから、漫画に出てくるヴァイキングみたいな見た目なのは理解してるよ。人は見た目で判断してくるからね。特にプロレスという世界ではそうだ。俺は俳優として成功できず、プロのアスリートとして成功できず、ボディビルダーとしてもうまくいかなかった。何かを追い求めるために、何にでも挑戦するヤツなんだなって思われてたんだろう。
いやいや……っていうね。俺は元々チビだったんだ。身長170センチくらいで、体重も70キロちょっとでさ。次世代のジェフ・ハーディーになることを最初のゴールにしていたくらいなんだよ。スワントーンボムを何年も使ってきたし、いくつもの飛び技を身体に叩き込んだんだ。
彼は高校生の時に身体がグッと大きくなり、現在のスタイルを確立したといいます。身体が大きくなる前にフライング・ムーブを身体に叩き込んでいたことがスワントーンボムを綺麗に決めることができる理由だ、身体や筋肉は記憶を持っているんだ……とウォードローはしみじみ語りました。
(Fightful)