プロレスの歴史への造詣が深かったり、プロレス以外のポップカルチャーに精通しているプロレスラーの存在は珍しくありません。
過去のレスラーや名シーンへのオマージュを捧げることや、他のエンタメから着想を得たスタイルで戦う彼らは、プロレスの幅や奥行きを広げ、業界の発展に貢献しています。近年は身体の小さなレスラーたちにも活躍のチャンスが増え、リング上の多様性は年々高まっています。
しかし、かつてWCWで活躍し、現在はAAAのクリエイティブ・チームで働くコナンは、こうした現代プロレス界の傾向を快く思っていないようです。自身のPodcast番組の中で、彼はあのレジェンドレスラーを引き合いに出しつつ、次のように語りました。
今のプロレス界には、”マッチョ・マン”ランディ・サベージみたいなヤツは1人もいないだろ。前は正統派のタフガイがたくさんいたぞ。今はオタクばっかりだろ。
この文脈だと、コナンが嫌がっているのは体格面の変化でしょうか。続けて、彼はサベージの奇妙なエピソードを2つ語りました。
マッチョがゴージャス・ジョージと付き合ってた時はな、彼女に気づかれないようにカメラを仕掛けて、誰かが彼女のところにやってこないように監視してたんだよ。
俺とダイヤモンド・ダラス・ペイジとで車に乗ってたら、マドンナの曲が流れてきてな。マッチョっぽい男がラップしてたんだよ。それで、俺たちはマッチョに「おい…あいつらパクってるぞ……許可も取ってないのに…」と言った。ブチギレだったな。
(eWrestlingNews)
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