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【WWE】タイラー・ブリーズが「WWEで獣神サンダー・ライガーと戦う」という名誉を振り返る。「フィン・ベイラーから話をもらった。ライガーは俺にずっと敬意を払ってくれて…」

インタビュー

2015年、WWE・NXTのPPV「TakeOver: Brooklyn」でまさかのマッチアップが実現しました。新日本プロレスのレジェンドレスラー、獣神サンダー・ライガーとタイラー・ブリーズのシングルマッチです。

当時27歳で、メインロースターへの昇格を控えていたブリーズにとって、ライガーとの対戦が決まったのは青天の霹靂。試合はライガーの勝利となり、ブリーズはこの経験から多くを学びました。

タイラー・ブリーズがNXTでの獣神サンダーライガー戦を語る。「とても特別」
新日本プロレスとAEWの「禁断の扉」が開いたことにより、アメリカのプロレス界は活性化しました。インパクト・レスリングにも新日本からレスラーが参戦しましたし、刺激的なマッチアップがい...

最新のインタビューの中で、彼はこの試合が実現した背景を振り返りました。

あの時点では、おそらくNXTほぼ全員と何度も試合をして、メインロースター昇格の完璧なタイミングを待っているところだった。

そんな時に、フィン・ベイラーから「お前とライガーの話が進んでるよ」って言われたのを覚えてる。ライガーって誰?まさか獣神サンダー・ライガーじゃないだろうな。彼はここで働いてさえいないぞ…。

そして彼は、「彼は俺をトレーニングしてくれた。お前と一緒に仕事をすることに興味があるかどうか、連絡を取るように頼まれたんだ」と言ったんだ。それが現実になるまで、現実味がなかった。

彼がどんな見た目なのか、まったくわからない。それで、会場のケータリングに座ったら、向かいの席に男が座ったんだ。年配のアジア人だ。何も分からないだろうけど、俺の向かいに座っている。俺はただ彼を見つめて…..「やあ!今夜、俺たちは一緒に働くんだよね」と言った。そしたら彼は、「試合を全部まとめてくれ。君のスタイルがよくわからないんだ。何でもいいから」って。

俺は彼に試合の内容を伝えた。その間、彼はただバカみたいにいろいろと敬意を表してくれたよ。「ねえ、たぶんこうして、それからあなたが俺の携帯電話を取ってきて、それからコーナーに寝転がるのはどうだろう?」と言うと、彼は「ああ、ありがとう、ありがとう!」って。いやいや、サンキュー!文字通り、ずっとそんな感じだった。敬意しかない。気品だけ。リング上のすべてが素晴らしかった。みんな満足していたし、彼も満足していたよ。

彼はエゴがまったくない人だった。尊敬の念しか持っていないなら、誰かに意地悪をしたり、嫌な奴になったり、敬意を払わなかったり、見下したり…そんなことは絶対にできない。もし俺が彼から何かを学んだとしたら、それは 「エゴを持たない 」ということだね。

Wrestling Inc

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