団体設立当初から、 AEWは女性部門のブッキングに問題を抱えています。
番組で放送される試合数の少なさ、試合時間の短さ、ストーリーや盛り上がりの欠如…。批判対象はさまざまです。
先日放送された Dynamiteでのブリット・ベイカー VS タヤ・ヴァルキリー戦の試合後には、客席のファンが「女子部門のブッキングを向上しろ」と書かれたサインボードを掲げ、彼がテレビ番組にも映ったことで大きな話題になりました。
They did not just zoom in on this after a Britt Baker match….. I wholeheartedly agree. Book the women’s division better. #AEWDynamite pic.twitter.com/TbJeaEaoTF
— FAR (@FAR5222) July 27, 2023
最新のインタビューでこのサインボードについて質問されたベイカーは、ファンの意見に完全に同意すると述べた上で、ブッキングが良くない原因として「怪我が多いこと」を挙げました。
そして、「女子レスラーたちがしっかりとしたストーリーテリングができるようにしたい」と、 AEWが契約した最初の女子レスラーとしての責任感を窺わせるようなコメントをしています。
しかし、彼女は、「会場には今回のファンのようなポジティブな人がいるのに、Twitterではネガティブな意見ばかりが目立つ」という状況を批判し、次のように述べました。
すべてのレスラー、すべての試合を好きになる必要はない。Twitterで、山頂から自分がどれだけ嫌いかを説教する必要もない。自分の胸にしまっておけばいいんだよ。
レストランに行ってステーキの焼き加減が気に入らないことが何度あったことか。でも、シェフと話したり、ステーキの写真を30枚も撮ったりして、このステーキの焼き方が気に入らないなんて言う必要はない。
否定的な意見が多すぎて、それが大きな害になっている。個人と精神的な健康だけでなく、業界全体にどれほどの害を及ぼすか、いつか人々が気づいてくれることを願っているよ。
(Fightful)