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【WWE】カート・アングル「もし俺がTNAへ移籍せず、生涯WWE選手として活動していたら、史上最高のレスラーになっていたと思う」

インタビュー

アトランタオリンピックでのレスリングフリースタイル100kg級金メダリスト…。1998年にWWF(WWE)でデビューしたカート・アングルのキャリアは、その前段階からとてつもないものでした。2019年に引退するまでの活躍は誰もが称賛する素晴らしいものです。

2006年、彼はWWEから退団し、ライバル団体のTNAへ移籍します。アングルの健康問題や鎮痛剤の使用が退団の原因になったとされています。現在の彼にとって、これはキャリア最大の「If」の瞬間となりました。

自身のPodcast番組の中で、彼は「WWEを退団したがために、俺はGreatest of All Timeだと思われなくなってしまった」という、ある種の後悔を語りました。

TNAへ行ったことを後悔しているわけじゃないから、これは難しい問題なんだけど…。TNAのことは大好きだよ。あそこで過ごした11年間は本当に愛おしい。

(2016年に発覚した)TNAの運営資金が底を尽きるという事件が起きなければ、たぶん残っていたと思う。でも、WWEへ戻る時が来たのはわかっていたし、自分のキャリアをスタートさせた場所で終わらせたいとも思ったんだ。でも、戻ったらさ……

2006年にWWEを退団する前に、あんなに怪我をしなければよかったな、と思ったよ。度重なるケガのせいで鎮痛剤の問題を引き起こしてしまい、それがWWE退団の原因となった。あのままWWEにいたら、俺は鎮痛剤の過剰摂取という酷い状態になってしまうと思ったんだよね。

だから、退団は正しい判断だと思った。でも、もしWWEをやめずにずっとプロレスをしていたら、俺は史上最高のレスラーになれたと思うんだ。

「WWEをやめなかったら」というのは、要するに「度重なる怪我がなければ…」ということでしょう。プロレスラーは怪我と戦い続けなければならない過酷な仕事。怪我が原因でキャリアが変わってしまうことも珍しくありません。

(Cultaholic)

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