2016年にWWEから退団し、インディシーンに飛び込んだコーディ・ローデス。WWEでの活動に不満を感じ、状況を変えたいと考えた上での決断でした。
WWEスーパースターは、基本的にクリエイティブ・チームの指示に従って活動していくことになるため、チャンスを得られるかどうかは彼ら次第になります。最近公開された彼のドキュメンタリー番組の中で、彼はとあるライターが彼のためにまったく仕事をしてくれなかったことへの憤りを明かしました。
最新のインタビューの中で、彼はこのライターとの問題について詳しく語りました。HHHにも相談し、驚きのアドバイスをもらったとか。
あのライターはまだWWEで働いているけど、今はいい関係だよ。でも、彼はドキュメンタリー番組に出てきたライターが自分のことだとわかってないんじゃないかな?
レスラーやWWEスーパースターたちはみんな、ときどき、「無力感」を感じるものなんだ。「俺たちはクリエイティブ・チームに縛られている。あのライターに縛られている」ってね。
自分はWWEの構造の一部なんだということはわかるし、俺たちは「無力」ではない。俺はそうなりたくなかったし、この状況を乗り越えなきゃいけないと思ったんだ。不満を言うのをやめて、行動に移さないと。ただ、退団するのは嫌だったんだよ。それしか方法はなかったんだけど…。檻を破らなきゃいけなかった。
HHHに「あのライターをぶん殴りたい」と言ったら、「そうしなよ」と言われた。本当にやってやろうかと思った瞬間もあったよ。ゆっくり歩いていって……「あいつ、俺が殴りにいくのをわかってるんだろか」と思ったりしてさ。実際に喧嘩することはなかったけど。
こんなことを言ってたパートはドキュメンタリーから削除されたよ。暴力行為についての大きな問題になっちゃうからね。
ROHや新日本プロレス、そしてAEWでの活動を通してレスラーとしての格を上げてWWEへ復帰したコーディ。流石に今の境遇なら、ぶん殴りたいと思うほどムカつくライターはいないでしょう。