レスラーのバックステージが様々であるのと同じように、プロレス界で働くスタッフたちがどのような人生を歩んできたかも人それぞれです。プロレスの道を歩むのに、これしかないという道はありません。
AEWで女性レフェリーとして活躍するオーブリー・エドワーズは、2017年にレフェリーとしての活動を開始するまでクラシック・バレエのダンサーとして働いていました。彼女の目には、レフェリーとバレリーナの仕事に共通点があるように見えているようです。
最新のインタビューの中で、彼女はこの共通点について詳しく語りました。
バレエの仕事を引退して、違う仕事をしたくなったんだよね。それで、レフェリーを始めようと思った。「花のワルツ」や「くるみ割り人形」でバックダンサーとして働くのとレフェリングには、驚くほど共通点が多いんだよね。衣装がタイツからパンツに変わったけど。他の誰かがストーリーを語り、観客のためにショーをする手助けをするのは同じだよ。素晴らしいことだね。
チケットを売るためには、「くるみ割り人形」のシュガープラムの妖精(金平糖の精)だったりとか、ポスターの中心に大きく写るスターの存在が必要なわけ。そして、彼女の後ろには、彼女の魅力をとても際立たせるために立っている人たちがいる。
どんなストーリーであれ、ストーリーを語るのを助けるサポート役が必要。私のレフェリーとしての仕事は、本質的にはそういうことなんだ。レスラーたちがストーリーを語り、私のようなレフェリーはそれを促進するためにリングに上がるんだよ。
彼女ならではのレフェリー観ですね。多様なバックグラウンドを持つスタッフたちが集まることで、プロレス界の多様性は成り立っています。
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