現地8月27日に開催される8万人規模のイギリス大会All In。開催まで残りわずかとなりましたが、まだ一部カードが未発表となっています。
AEWはPPVのカード発表がギリギリになることも多く、2023年6月開催の新日本プロレスとの合同興行Forbidden Doorもこの例に当てはまります。
今回のAll Inでは、このカード編成の遅さが原因で、団体内部でトニー・カーン社長に不満を持つ人も多く、彼のリーダーシップが疑問視されているとSESCOOPSが報じています。また、不満の要因には、CMパンクへの特別視も含まれているとか。
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取材に応じた関係者によれば、カード編成の遅さはAll Inに限った話ではない、ということが「一つの大きな問題になりつつある」といいます。開催まで2週間を切る中で、準備が間に合わないことを恐れる人が多いそうです。
ロッカールームでは、トニーに対する評価が割れており、状況の改善が求められます。
ただし、トニーはForbidden Door終了後から「All Inの準備には時間がかかる」と公言しているそうです。このことから、「なぜみんなが不満に思っているのかわからない」と考える関係者もいるようです。
また、All Inでビッグマッチに挑む予定だったブライアン・ダニエルソンがForbidden Doorでのオカダ・カズチカ戦で負傷したことで、計画が変更となった…という事情もあります。これがカード編成の遅れに繋がっているのだから、と理解を示す声もあるようです。
All Inはプロレスの興行の歴史に残るビッグイベントになります。レスラーをはじめ、関係者がナーバスになるのも仕方ないでしょう。
(SESCOOPS, Wrestling Inc)
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