先日のSmackDownトロント大会で、現在のWWEとの契約におけるラストマッチに出場したエッジ。シェイマスを相手にしたシングルマッチに勝利し、地元トロントの観客から大歓声が送られました。
試合後のマイクパフォーマンスで、「トロントのみんなの前で試合をするのはこれが最後」と語ったエッジ。試合に先立って行われたインタビューの中で、彼はWWEとの契約が9月末で満了することを明かしました。
(引退について)考えたことがないとは言えない。でも、結論はまだ出てない。悩んでるんだ。「まだ十分なアウトプットができていない」と思ってしまうような決断はしたくないしね。
俺の契約は9月末まで。この契約の中では、シェイマスとの試合が最後になる。決断しなければならないことがたくさんあるけど、今はまだできない。シェイマスとの試合で、もう少し道が見えそうな気がするよ。明確な答えじゃないのはわかってるけど、まだ結論は出せない。
彼は引退を決意したわけではなく、現役続行の可能性は残されています。
そんな彼の今後について、Fightfulが興味深い内容を報じています。なんと、AEW関係者たちがエッジのAEW入団を「現実的にあり得る」と考えているのだとか。実際、「みんなが思っているほど『エッジがAEWで働く』というのはあり得ないことじゃない」そうです。
2019年、AEWとエッジが接触したという噂が流れました。あれから4年が経ちましたが、今のAEWも彼の獲得に興味がないわけじゃないでしょう。盟友クリスチャンがAEWでヒールとして大暴れしている中、2人が合流する可能性がゼロではない、というのはなかなかエキサイティングな話題ですね。
仮に彼のAEW移籍が実現するとしても、WWEとの契約満了が9月末ということで、現地8月27日に開催される8万人規模のイギリス大会All Inへの出場は叶いません。
(Wrestling Observer, Fightful)